
BESTヘアケア
枝毛や切れ毛がある、フケが目立つ、抜け毛が多い、薄くなってきた・・・など、髪の悩みは尽きません。一方で、何の対策もとらずに、そのまま放置している・・・という人も多いのではないでしょうか? ヘアスタイルばかりに気をとられ、「ヘア」そのものへの配慮を怠っていると、取り返しのつかないことになります。
パサつきや枝毛、抜け毛、薄毛、白髪、クセ毛・・・など、髪の悩みは多様化する一方です。でも、その原因や対策について知る人はさほど多くありません。そこで、当サイトは「知る」「招く」「防ぐ」「増やす」という4つの視点から“髪のトラブル”についてご紹介しています。どんなトラブルがあるのか、それを招く要因は何か、どうすれば防ぐことができるのかなど、気になる情報が満載ですよ。また、それぞれのトラブルに見合ったヘアケア法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。髪のトラブルを予防・改善して、健康で美しいヘアを手に入れましょう。
髪のトラブルで悩む前に、まずはその構造と働きについて学んでみませんか? 髪は目に見える「毛幹」と、頭皮に隠れた「毛根」に分けられています。そのため、目に見える部分(毛幹)のことだけを考えていても、しっかりした毛髪は育ちません。縁の下の力持ちとなる「毛根」を大切に扱うことこそが、健康な髪の毛をはぐくむ最大のポイントになるのです。それぞれの構造や働きを知ることで、正しいヘアケア法を1から見直し、より美しく健康的な髪を目指しましょう。
私たちの髪の毛は頭皮を境に、表面から出ている部分「毛幹」、内側に潜っている部分「毛根」の2つに分けられます。一般的に「髪の毛」と呼ばれる毛幹部は3層構造になっていて、皮膚などとは異なり治癒力がないため、一度傷つくと治りません。
一方、毛根は毛包に包まれていて、その下の部分がタマネギ状に膨らんでいます。これは「毛球」と呼ばれ、毛乳頭を包んでいる部分です。根のない植物が育たないよう、毛根なくして毛幹なし。つまり、ここを傷めてしまうと発毛しなくなることも・・・。
| 毛幹 | 毛表皮 | 毛小皮は「キューティクル」とも呼ばれ、髪の表面を覆う硬い膜です。キューティクルは角化した透明なウロコ状の細胞がしっかりと重なり合うことで外部からの汚れを付き難くするほか、異物(パーマ液など)の浸透を防ぎ、髪の内部から栄養が逃げていかないようにする働きも併せ持っています。 |
| 毛皮質 | 中間の毛皮質は「コルテックス」と呼ばれ、メラニン色素を多量に含む細い繊維状のたんぱく質がぎっしりと束ねられています。メラニン色素はシミやそばかすの原因として女性から敬遠されがちですが、紫外線から皮膚を守る働きがあるため、皮膚の保護には欠かせない色素細胞といえるでしょう。 | |
| 毛髄質 | 最も内側の毛髄質は「メデュラ」と呼ばれ、多少のメラニン色素の粒子を含む細胞が集まっています。1〜2列に並んだ立方体の細胞が蜂の巣のように並び、内部には無数の空気穴があって、そこに空気がたっぷり含まれることで断熱効果を生み、頭部を直射日光から守ってくれているのです。 | |
| 毛根 | 髪の内側に潜っている「毛根」には毛髪の組織を生み出す毛母、毛髪の原料となる血液中のアミノ酸やミネラル分を受け取る毛乳頭、毛髪を生み出す毛球、毛髪を支える立毛筋など、さまざまな組織が毛髪を作り出すために活躍しています。 | |
髪の毛の主成分は「ケラチン」と呼ばれる繊維質のたんぱく質です。ケラチンはタンパク質の中でも最も硬質であり、かつ丈夫なので、髪の毛1本でおよそ120gの重さのものを持ち上げるほどの強度があります。また、皮膚の角質も同様に「ケラチン」から出来ているのです。髪の毛は硬ケラチン、皮膚の角質は軟ケラチンという違いはありますが、いずれも同じ成分であることに変わりはありません。
ケラチンは18種類のアミノ酸から構成されていて、そのうち9種類は必須アミノ酸、同じく9種類が非必須アミノ酸です。皮膚も髪の毛もケラチンなので、これら18種類のアミノ酸が結合してできています。しかし、皮膚と髪の毛のケラチンには大きな違いがあり、それは構成しているアミノ酸が同じ18種類でも、その割合が異なるのです。中でも、際立った違いが非必須アミノ酸の「シスチン」です。皮膚ではシスチンが3%程度なのに対し、髪の毛では16%にも達しています。シスチンの特徴は硫黄を含んでいることで、髪を燃やすと生じるいやな臭いは、シスチンが分解してできた硫黄酸化物によるものです。
髪の毛が「生えて」「抜ける」のは正常なサイクルであって、全くおかしなことではありません。髪の毛は自然脱毛と同時に新毛が生えることで、常に同じ本数を維持しているのです。
このサイクルによって生え変わる周期を「ヘアサイクル(毛周期)」といい、髪の毛の伸びが早い人で4年、遅い人では8年と考えられています。しかし、このヘアサイクルが乱れると抜け毛が増え、髪が薄い・・・いわゆる「薄毛」の状態になるのです。
ヘアサイクルを学ぶ前に、まずは髪の毛のメカニズムについて見ていきましょう。髪は表面に出た「毛幹」と皮膚の中に埋もれている「毛根」から成り立っていて、毛根は毛包に包まれ、その下の部分がタマネギ状に膨らんでいます。これが「毛球」と呼ばれるところで、「毛乳頭」を包んでいるのです。
植物の場合、根を引き抜くと二度と生えてきませんが、毛根は違います。毛根ごと引き抜いたとしても、また同じところから髪の毛が生えてくるのです。人間の髪は、身体の中で最も細胞分裂が活発な場所といえます。その髪の毛を作るのが、毛母細胞です。
植物の場合、根を引き抜くと二度と生えてきませんが、毛根は違います。毛根ごと引き抜いたとしても、また同じところから髪の毛が生えてくるのです。人間の髪は、身体の中で最も細胞分裂が活発な場所といえます。その髪の毛を作るのが、毛母細胞です。
髪の毛は一定周期で発毛と脱毛を繰り返していて、これを「ヘアサイクル(毛周期)」といいます。このヘアサイクルによって1日50〜100本もの髪の毛が失われていますが、心配はいりません。なぜなら、脱毛後3ヵ月もすれば同じ場所から新しい毛が生えてくるからです。こうして生えた髪の毛は3〜5年をかけて伸び、抜け落ちると3ヶ月ほど休むというサイクルがきちんと守られていきます。
| 成長期 | 3〜5年 | 毛母細胞が活発に分裂し、新しい髪の毛が成長する時期です。なお、全体のおよそ85〜90%が成長期の髪とされています。 |
| 退行期 | 約3週間 | 毛母細胞の活動が弱まり、成長が止まる時期です。毛乳頭が毛母細胞と離れて下へ移動し、毛母細胞は上へと移動します。 |
| 休止期 | 約4〜6ヶ月 | 髪の成長が止まり、抜け落ちる時期です。この時期の終わりになると、古い毛の下部分で新しい髪が準備され始めます。 |
抜け毛が多くて悩んでいる方も多いようですが、それは悩むほどの量でしょうか? 私たちの頭には、約10万本もの髪の毛が生えています。そのうち約10%にあたる1万本が抜けやすい「休止期」にあたるため、正常なヘアサイクルでも毎日50〜100本が抜け落ちると考えられるのです。
髪は毎日抜けて当然・・・なのに「抜ける量が増えてきた」と気にし過ぎていると、それがストレスとなって毛根部の悪化を招くことになりかねません。まずは正しい知識を深め、自分の抜け毛が正常か否かをチェックすることが大切です。
あなたの髪の毛は「ヘアサイクル」という名の寿命を全うしていますか? 自分の髪が寿命を全うしたか否かは、実際に抜け毛をチェックしてみるとよくわかるでしょう。寿命を全うして、自然に抜け落ちた髪・・・つまり「正常な髪」であれば根元がマッチ棒のように膨らんでいます。一方で、ヘアサイクルが乱れて異常脱毛を起こした髪の毛は根元が細く、弱くなっています。
まず、下記の表(その1:髪や頭皮に悩みがある?、その2:どんな悩みがあるの?)をご覧ください。これをみると、8割以上の人が髪や頭皮に何らかの悩みを抱えていることがわかります。逆に全く悩んでいないひとは1割にも満たない程なのです。
その悩みの内容は年齢や髪質などによっても異なり、実に多種多様です。また、複数の悩みを持ち合わせている人もいるでしょう。さて、あなたは大丈夫ですか?
目にみえにくい頭皮、ダメージを受けても「痛い」といわない髪の毛・・・こんな悪条件が重なって、私たちの髪や頭皮は知らず知らずのうちにトラブルを抱えてしまいがちです。 効果的なヘアケアはもちろん、ちょっとした気配りが健康で、なおかつ美しい髪を生み出します。 そこで、まずは頭皮とヘアを清潔にし、ダメージを与えないようにしましょう。また、心身を健康に保つ生活習慣も大切です。 睡眠不足やストレス、喫煙、過激なダイエットなどは髪にも悪影響を及ぼします。
